十五夜 |
じゅうごや |
- 月の運行を基準としていた陰暦の毎月15日の満月の夜のことであるが、通常は陰暦8月15日の夜をいう。
|
- この夜、月見をすることがよく知られている。
- 綱引、相撲などを行い、年占(としうら)的行事が多い。
- 月の満ち欠けを基準とする太陰暦では、満月は最もわかりやすい目印であり、生活の折り目のよりどころとなっていた。
- 1年を通じて月々の満月を目印として祭りを行う例は多い。
- 中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)
- 陰暦では7月〜9月を秋としていたが、秋の真ん中の8月は月の角度が最も観月に適していることから「中秋の名月」と呼ばれる。
- 新暦を使う現代では、陰暦で換算すると9月7日から10月8日の間になり、毎年変わる。
- 月の運行も変動するため、新暦の十五夜が満月となるのは数年に1度である。
- 十五夜では月見団子を供える風習がある。
|
- 中国、台湾、韓国では「中秋節」として盛大に祝う。
- 中国では月餅を食べる。
- 日本での十五夜の行事は中国から伝わったものであり、平安時代に貴族の間に広まった。
|
|
|
■2005(平成17)年以来6年ぶりの満月の十五夜として話題になった2011(平成23)年の月・・・霞川(かすみがわ)にて(東京都青梅市)
動画
2011/9/12 |
2011.09.14/2011.03.30 |
|