- 長い間、無毒なヘビだといわれていた。
- 全長は平均1〜1.2mだが、オスよりもメスが大きく、1.5mに達するものもいる。
- 本州から九州地方の、平地や低山の水田のあぜ道や小川の岸などといった水辺に多い。
- 性質は温和だが、相手を威嚇するときは、頭部を持ち上げ、俗にいう鎌首(かまくび)を突き出す独特な姿勢をとる。
- 毒ヘビのような毒牙は持たないが、上顎(うわあご)の奥歯の根元にはデュベルノイ腺という毒腺をもっている。
- この奥歯で咬まれた場合には全身に内出血を起こしたり、頭痛や意識不明、腎不全などの症状を引き起したりする。
- 目に入ると、失明の恐れもある。
- 首から背にかけても別の毒腺があり、クリーム色の毒液を噴出させることがある。
- ちょっと咬まれた程度では大丈夫だが、手にとったりするときなどにはじゅうぶんに注意することが必要。
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