狼 |
おおかみ
Wolf |
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- かつてはアジア、ヨーロッパ、北アメリカに広く分布していたタイリクオオカミと、現在はアメリカ合衆国南部とテキサス州に生息するアメリカアカオオカミの2種が認められている。
- 日本には1904(明治37)年頃まで、本州、四国、九州に小型で日本の固有種ニホンオオカミ、北海道にタイリクオオカミの亜種エゾオオカミなどが生息していたが、その後絶滅した。
- 協調的な群れをつくり、食物を探す。
- 一般に、弱っているか、老獣、幼獣などつかまえやすい相手を選んでいる。
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- 個体数の減少は、人間が彼らの領域に侵入した結果であるが、人間は長い間、オオカミが同じ獲物を狙う競争相手であり、自分たちにとっても危険な動物であると考えてきた。
- 実際は、健康なオオカミが人間を避ける代わりに、攻撃してきたことなどまずありえず、あってもまれであり、また、オオカミは食物連鎖の頂点に立つ貴重な捕食者であった。
- 大量のオオカミを殺した結果、多くの地域で他の動物の個体数が増えすぎるという現象が起きた。
- アメリカ合衆国の国立公園に、再びオオカミを戻そうという運動があるが、その是非については議論が別れている。
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関連HP |
Wolf Network Japan |
日本オオカミ協会 |
■ヨーロッパオオカミ(タイリクオオカミ)・・・多摩動物公園(東京都日野市)
2009/10/30 |
■シンリンオオカミ(Timber Wolf)(カナダ)・・・ 羽村市動物公園(東京都羽村市)
2007/10/24 |
2010.01.06 |
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