- スズキ属は従来、スズキ目のスズキ科に含められることが多かったが、一方では所属する科が不明な属として扱われる場合もある。
- 近年は、日本語の科名はついていないMoronidae科と類縁があるとする研究がある。
- 北海道南部以南の日本各地、朝鮮半島まで分布する。
- 1年で20cm、2年で35cm、3年で45cm、6年で70cmに成長し、最大90cmに達する。
- 欧米でスズキに相当する魚は、パーチ(perch)。
- スズキ科に属する淡水魚で、ヨーロッパパーチやアメリカパーチ(イエローパーチ)は、スズキ型魚類の原型をもつ魚として知られている。
- 両種とも人気のある食用魚であることから、「スズキ」と訳されることもあるが、適切ではないという。
- スズキは出世魚として有名。
- 体長24cmまでのものをセイゴ、30〜60cmのものをフッコ、60cm以上のものをスズキと呼んでいる。
- 本州中央部以南から九州にかけてのみ分布するヒラスズキのことを、とくに九州地方ではスズキと呼ぶことも多い。
- ルアーフィッシングの対象としてもとても人気の高い海産魚でもある。
- 肉質は白身で上質。
- 刺身や洗い、塩焼き、ムニエルなどで賞味されるが、夏が旬。
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