動物・昆虫 |
兜虫・甲虫 |
かぶとむし
beetle |
- オスの頭部に長い角が生える、日本産では最大の甲虫。
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- 日本全国、台湾、朝鮮半島、中国、インドシナなどに広く分布する。
- 形態
- 成虫は、角をのぞいた体長は3〜5cm。
- 体色は黒褐色。
- 胸脚の先端には鋭い爪があり、木の幹で体重を支えたり、体重の20倍以上もの重量をひっぱったりすることができる。
- 生態
- 体のわりには口が小さく、樹液を食物とする。
- 7〜8月頃、日没後に活発に飛びまわり、クヌギ、ナラ、サイカチなどの樹液に集まる。
- 開発による雑木林の減少により、カブトムシのすめる環境は激減している。
- 一方、人工飼育が商業的に行われるようになり、カブトムシはデパートなどで買う商品となった。
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- 種類
- カブトムシの仲間は、世界で約1000種が知られており、最大のものは、メキシコから中・南アメリカにすむヘラクレスオオツノカブトムシで、角を含めた体長は18cmに達する。
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2011.02.20 |