- アカエイ類は大型のエイで、幅広で扁平な胸鰭(むなびれ)をもち、体の形はほぼひし形をしている。
- 体盤の幅が1.5m以上になる種もある。
- 尾は鞭(むち)のように長くのびている。
- 尾の付け根には、1本以上のするどい棘(とげ)があり、これに矢じり状の逆棘(さかとげ)がつく場合もある。
- 棘には毒腺があり、刺されると激痛を伴いひどい傷になる。
- 背中側に位置する目の後ろには1対の吸水孔があり、腹側に位置する鰓(えら)に水を供給する。
- ふつう、温暖な水域の浅海に生息する魚だが、暖かい季節には、より水温の低い水域に進入することもある。
- アカエイ科の1種アカエイは、北海道以南の日本、朝鮮半島、中国に生息し、もっともふつうに見られるエイ類。
- エイ類では最も美味とされ、煮付けにむき、練り製品の原料ともされる。
- アカエイ類には海と川の両方に生息できるものが多い。
|