ポルトガル・人物
バスコ・ダ・ガマ Vasco da Gama
  • ヨーロッパからインドへの航路を開拓したポルトガルの探検家・航海者。
  • 1469?〜1524(日本・戦国時代)
  • 歴史
    • 1497年7月、王マヌエル1世の命により、インド航路の開拓をめざして4隻の船をひきいてリスボンを出航した。
      • 喜望峰をまわってアフリカ東岸を北上し、マリンディで停泊。
        • そこで雇った水先案内人に導かれて東進しする。
    • 1498年5月20日、インドのカリカット(コジコーデ)に到着。
      • しかし、イスラム商人と敵対したうえ、この地方のラージャ(王)にも歓迎されず、貿易拠点を築けなかった。
    • 翌1499年、ポルトガルに帰国。
      • 熱烈な歓迎を受け、十分な金銭的報酬と栄誉を与えられる。
      • ガマの帰国後、ただちにカブラルがインドに派遣され、カリカットにポルトガルの商館を開設する。
        • ところが、カリカットに配置されたカブラルの部下たちが虐殺される事件が起きる。
    • 1502年、インド提督の称号を与えられていたガマが報復のためカリカットに派遣される。
      • 途中、東アフリカのモザンビークとソファラにポルトガル植民地を築いた後、カリカットに到着したガマは、住民を鎮圧してラージャから強引に和平の約束を取り付ける。
    • 翌1503年、ガマは香料を満載してポルトガルに帰還。
      • その後長い間本格的な航海は行わなかった。
    • 1524年、インド総督府内で増えた汚職を正すため、新総督としてインドに派遣される。
      • しかし同年、インドに到着した3カ月後にコーチンで死亡。
■ガマの航海を謳った叙事詩が刻まれているカモンエスの像 ルイス・カモンエス公園(中国・マカオ)

2004/10/17
■バスコ・ダ・ガマ像 ギアの灯台近く(中国・マカオ)

2004/10/16
2010.02.22

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