ポルトガル・人物
ルイス・カモンエス
(カモンイス)
Luis Vaz de Camoes
  • ポルトガル最高の詩人のひとり。
  • 1525?〜1580(日本-室町時代)
  • 波瀾万丈の生涯をおくり、代表作「ウズ・ルジアダス」(1572)はポルトガルの国民叙事詩と考えられている。

■カモンエスの胸像 カモンエス公園(中国・マカオ特別行政区)

2004/10/17

2010.03.10
ルイス・カモンエスの歴史
西暦 日本-年代 ルイス・カモンエス
1525 戦国期
  • リスボンに生まれ(年ははっきりしない)、コインブラ大学で教育を受けたらしい。
1547
  • ジョアン3世の宮廷に出入りしていたが、王妃付きの侍女の一人、カテリナ・デ・アタイデとの恋愛問題から、この年、宮廷から追放される。
    • 事実上、流罪者として兵役につき、モロッコの戦闘で片目を失う。
1550
  • 1550年 リスボンに戻るが、街頭でのけんか騒ぎで投獄される。
1553
  • 釈放されてインドに向かう。
    • この時すでに叙事詩「ウズ・ルジアダス」を書き始めていたと考えられる。
    • 詩の中心となるテーマはポルトガルの航海者バスコ・ダ・ガマによるインド航路発見である。
1558
  • インドで戦闘に参加したのち、マカオに勤務したが、横領のかどで告発され、インドに送還される。
1569
  • モザンビークを経てリスボンに帰還。
    • 途中、難船したものの叙事詩の草稿とともに助かる。
1571
  • 1571年 「ウズ・ルジアダス」出版。
1580 安土桃山
  • 王室から僅かな年金を下付され、世界的名声が上がり始めたにもかかわらず、晩年は不遇で、リスボンで貧窮のうちに没する。

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