TPP ティーピーピー
  • 太平洋周辺の国々の間で、ヒト、モノ、サービス、カネの移動をほぼ完全に自由にしようという国際協定。
  • TPPは、Trans-Pacific PartnershipまたはTrans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreementの略称。
    • 環太平洋経済連携協定、環太平洋戦略的経済連携協定、環太平洋パートナーシップなどと訳される。
  • 沿革
    • 2006(平成18)年、APEC(アジア太平洋経済協力会議)加盟国であるシンガポール、ニュージーランド、ブルネイ、チリの4か国が締結した経済連携協定が原型。
    • 2009(平成21)年、アメリカのオバマ大統領が参加の意向を表明したことから新たな自由貿易の枠組みとして注目された。
    • その後、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアも参加を打ち出し、計9か国が2011(平成23)年秋のAPEC首脳会議までの協定合意を目指した。
    • 2015(平成27)年をめどに、関税の完全撤廃が目標。
    • カナダ、メキシコ、中国、韓国などもTPPへの参加を検討しており、TPPが最終的に太平洋を囲む主要国間の自由経済圏に発展する可能性がある。
  • TPPに加わると、鉱工業品、農産物などの関税がほぼ例外なくゼロとなるほか、外国企業、外資、看護師や介護士などの外国人労働者の受け入れに関する規制ができなくなる。
    • 基準・認証などの非関税障壁の撤廃も迫られる。
    • このため通常の自由貿易協定(FTA)や経済連携協定(EPA)よりモノやサービスの取引自由度が高まり、国内に保護すべき産業を抱えている国は協定に加わるハードルが高くなる。
  • 日本
    • TPP参加について内閣府は海外への製品輸出が増えることで国内総生産を3.2兆円引き上げる効果が見込まれると試算している。
    • 一方、農林水産省は安価な農産物の流入で国内農業関係分野に8.4兆円分の被害がでると試算している。
  • 参考:YAHOO!百科事典
関連HP
AllAbout 専門家ニュース解説 利益?不利益?そもそも「TPP」って何?
2011.10.25

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