イギリス連邦 |
イギリスれんぽう
Commonwealth of Nations |
- イギリス国王に象徴的な意味で、あるいは実際に忠誠を誓う独立国および属領のゆるやかな連合体。
|
- 53の独立国といくつかの属領で構成されている。
- イギリスと他の連邦諸国との関係は、ロンドンの外務・連邦省と各国の外務省を通じて維持され、加盟国は大使と同格の高等弁務官を交換している。
- 1965(昭和40)年に設置された連邦事務局が、共通の関心事に関する情報センターとなり、他の機関をたすけて相互の協力を促進している。
- 独自の国家元首がいない国では、総督がイギリス国王の代理を果たしている。
- イギリス連邦には公式の政策決定機関はなく、加盟国政府間の唯一の公式な政治協議の場は、定期的に開催される連邦首脳会議である。
- イギリス連邦という名称は、1926(大正15/昭和元)年の帝国会議で「イギリスおよび自治領で構成される自治社会の集まり」を指す言葉として初めて公式に使用された。
- この定義は1931(昭和6)年にイギリス議会によって制定されたウェストミンスター憲章で具体化された。
- 1949(昭和24)年、インドが共和国となるにあたってそのままイギリス連邦にとどまったため、その後独立した多くの旧イギリス植民地もこの前例にならった。
- 1949年以降、正式名称からイギリスBritishが省(はぶ)かれた。
|
- 加盟国
- アンティグア・バーブーダ
- イギリス
- インド
- ウガンダ
- オーストラリア
- カナダ
- カメルーン
- ガーナ
- ガイアナ
- ガンビア
- キプロス
- キリバス
- グレナダ
- ケニア
- サモア
- シエラレオネ
- シンガポール
- スリランカ
- スワジランド
- セントクリストファー・ネービス
- セントルシア
- セーシェル
- セントビンセント・グレナディーン諸島
- ソロモン諸島
- ザンビア
- ジャマイカ
- タンザニア
- ツバル
- トリニダード・トバゴ
- トンガ
- ドミニカ国
- ナイジェリア
- ナウル
- ナミビア
- ニュージーランド
- バヌアツ
- バハマ
- バルバドス
- バングラデシュ
- パキスタン
- パプアニューギニア
- フィジー
- ブルネイ
- ベリーズ
- ボツワナ
- マラウイ
- マルタ
- マレーシア
- 南アフリカ
- モーリシャス
- モザンビーク
- モルディブ
- レソト
- アイルランドは貿易上の目的のため連携はたもっているが、加盟はしていない。
|
|
2011.10.16 |
|