營 |
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音読み |
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訓読み |
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意味 |
- ぐるりをとり巻いて守った陣屋。「兵営」「営舎」
- 軍隊で、大隊のこと。一営は約五百人からなる部隊。また、転じて、軍隊。「第一営(第一大隊)」「緑営(清(シン)朝の緑旗兵の軍隊)」
- 周囲をとり巻く。▽直線の区画を切るのを経(ケイ)といい、外がわをとり巻く区画をつけるのを営(エイ)という。あわせて、荒地を開拓して畑をくぎるのを「経営」といい、転じて、仕事を切り盛りするのを「経営」という。
- 周囲にまといつく。からまる。《同義語》⇒埒(エイ)。
- いとなむ。仕事を切り盛りする。「営造」
- 漢方の医学で、食べ物から得られたエネルギーによる活力のこと。《類義語》⇒栄。「営気(=栄気)」「営養」
- ぐるぐる周囲を巡るさま。また、せっせと働くさま。
- 「営州(エイシュウ)」とは、古代の十二州の一つ。今の河北・遼寧(リョウネイ)省から朝鮮までの間の地。
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解字 |
- 營の上部は炎が周囲をとり巻くこと。
- 營はそれを音符とし、宮(連なった建物)の略体を加えた字で、周囲をたいまつでとり巻いた陣屋のこと。
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閲 |
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音読み |
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訓読み |
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意味 |
- けみする。目ざす物をぬき出すために調べる。いちいちあたって、よしあしをみる。《類義語》⇒検。「検閲」
- みる。いちいちあたって、内容・数などをたしかめる。ていねいによむ。「閲読」
- けみする。ひとこまひとこまと時を経る。経過する。ひとつひとつの経験をつむ。
- 家の誇りを書いて門の右側の柱にかけた札。また、その柱。転じて、誇り高いえらばれた家がら。
- いれる。あたってみて許す。許容する。
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解字 |
- 兌(ダ)は「八印(左右にはぎとる)+兄(人の姿)」の会意文字で、衣を脱がせて中の人体をぬき出す様。
- 脱の原字。
- 虞は「門+音符兌」で、門の所で身体検査をして、容疑者をぬき出すことをあらわす。
- いちいち調べて怪しい者をぬきとる意を含む。
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粤 |
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音読み |
エツ, オチ, エチ |
訓読み |
ここに, ああ |
意味 |
- ここに。さて。そこで。
- ああ。ため息の声。
- 中国南部にいた種族の名。
- 広東省・広西省のこと。また、特に広東省のこと。▽昔、粤人(エツジン)のいた地域。「粤語=広東語)」「粤省=広東省」「粤西=広西省」
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解字 |
- 「おしこめるさま+つかえてとまるしるし」で、狭く、おしつまった南方のじめじめした地をあらわす。
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轅 |
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音読み |
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訓読み |
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意味 |
- ながえ。ゆるい曲線をした、馬車のかじぼう。主として、大きな車についていう。車の箱の下から差し出した二本の棒。その先端に横木をつけ、くびきで、牛や馬につなぐ。▽小さい車の一本のながえを琥(チュウ)という。
- 馬や牛がひく車。
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解字 |
- 車+音符袁(エン)(=遠。とおまわり、ゆるい曲線をえがく)
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音読み |
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訓読み |
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意味 |
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解字 |
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音読み |
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訓読み |
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意味 |
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解字 |
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