ブラジルの歴史 |
西暦 |
日本-年代 |
ブラジル-出来事 |
1494 |
戦国期 |
- スペインとポルトガルはトルデシーリャス条約をむすび、教皇子午線にもとづいて領有権をさだめていた。
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1500 |
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1530 |
- ポルトガル国王は、15のカピタニア(地区)に分割した。
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1549 |
- フランスの脅威がせまると、国王は集権化をはかり、バイア州のサルバドルに総督府をおく。労働力補充のためアフリカから多数の黒人が奴隷としてつれてこられた。
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1580 |
安土桃山 |
- スペインがポルトガルを併合し、ブラジルがスペイン領土になる。
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1630 |
江戸 |
- オランダがレシフェとオリンダを占拠し、その後マラニョン島からサンフランシスコ川下流域までの地域を領有した。
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1640 |
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1644 |
- ポルトガル人入植者は本国からの支援をうけて領地奪回に蜂起し、約10年間の戦いの末オランダから領地を奪回した。
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1693 |
- ミナスジェライスで金鉱が発見され何万人ものポルトガル人が殺到し、ゴールドラッシュがおきる。
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1721 |
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1763 |
- 首都がサルバドルからリオデジャネイロにうつされる。
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1807 |
- ポルトガルがナポレオンの侵攻をうけ、王室がブラジルに疎開し、リオデジャネイロが一時的にポルトガル王国の首都となる。
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1821 |
- 本国がフランスから解放されると、国王ジョアン6世は王子ペドロをのこして帰国した。
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1822 |
- ペドロは本国からの帰国命令にそむいてブラジルの独立を宣言し、初代ブラジル皇帝ペドロ1世となった。独裁的な傾向が強く国民の支持は得られなかった。
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1831 |
- ペドロ1世は退位し、ペドロ2世が後継者となったが、5歳とおさなかったため摂政がおかれた。
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1840 |
- 成人したペドロ2世皇帝に即位し、安定した治世をおこなった。人口は急速に拡大し、鉄道も建設される。アルゼンチンの反独裁者運動を支持して成功にみちびき、またパラグアイ戦争にも勝利をおさめた。
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1888 |
明治 |
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1889 |
- 無償で奴隷を解放したことから農園主には不満が生じ、ローマ・カトリック教会や軍部でも皇帝の批判が強まる。大衆にも共和制をのぞむ声が強まり、こうした背景で軍事クーデターが発生し、ペドロ2世は退位させられる。
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1891 |
- 新憲法が採択され、ブラジルは連邦共和国となる。
- それまで、民主主義の伝統がなかったため、政治的混乱がたえなかった。
- 最初の文民大統領が登場するころには政情がおちつきはじめる。
- コーヒーと天然ゴムの生産も増加し経済的基盤も充実してくる。
- しかし、ブラジル経済はこれら一次産品の国際市況に大きく左右されることになる。
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1917 |
大正 |
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1924 |
- 長びく不況からサンパウロなどで大規模な暴動がおこる。
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1930 |
昭和 |
- 軍事クーデターが」おこり、軍の指示で政治家バルガスが臨時大統領に就任。
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1934 |
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1937 |
- 大統領に絶対的かつ独裁的な権限をあたえた新憲法を発布する。
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1944 |
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1945 |
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1950 |
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1954 |
- 反バルガスの急先鋒であった新聞編集長の暗殺未遂事件がおこり、事件をめぐって空軍将校が射殺されたことから軍部はバルガス退陣を強く要求。
- 孤立したバルガスは自殺した。
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1955 |
- 大統領選挙で元ミナスジェライス州知事クビチェックが当選する。
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1959 |
- 1950年代末 インフレは高進し、社会不安が高まる。
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1961 |
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1964 |
- 軍事クーデターによりグラール追放。
- 軍事政権は軍政令を発布。
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1965 |
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1966 |
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1969 |
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1974 |
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1985 |
- タンクレド・ネペスが21年ぶりの文民大統領に選出されるが、就任直前に急死。
- 副大統領ジョセ・サルネイが大統領になる。
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1989 |
平成 |
- 憲法にもとづいて実施された直接選挙により、フェルナンド・コロルが大統領に選出される。
- 経済安定化政策で過去10年間で最悪の景気後退をまねき、急速に支持を失う。
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1992 |
- コロルは下院で弾劾され、イタマル・フランコ副大統領が大統領に昇格。
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1993 |
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1994 |
- 経済安定化政策レアル・プランを成功させた立役者として大蔵大臣カルドゾが大統領選挙に大勝する。
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1999 |
- 変動相場制に移行してからブラジル経済は回復基調になる。
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2002 |
- カルドゾ大統領の任期満了にともなう大統領選挙で、野党労働党のルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ(通称ルラ)が当選した。
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