- ヒンディー語で「舐める」を意味する「チャートゥナー」に由来。
- 各家庭ごとに独自のレシピがあり、味は多様。
- 北インド
- 北インド、パキスタン、アフガニスタンのチャツネは、果物、野菜、ハーブなどを火を通さずにすり鉢ですりつぶすか、マンゴーチャツネのように火を通してやわらかく煮込んだもの。
- 食事に添える他、軽食のタレに使われる。
- 南インド
- インドにはベジタリアンが多く、チャツネは食生活上重要な位置を占めている。
- 軽食のタレや、定食の一つであるミールスの薬味として使われることが多い。
- 作り方も他の地域とはやや異なる。
- 欧米
- 1600年代(日本-江戸時代前期)から、インドのチャツネはイングランドやフランスに輸出されるようになった。
- 欧米などでは、チャツネはマンゴーやリンゴ、モモ、タマリンドなどの果実に、酢、砂糖、香辛料を加えて煮た、果物の甘みを活かして甘く仕上げたジャム状のものとして知られている。
- 瓶詰めにして保存食とするほか、カレー料理の薬味、ドレッシングとしても使用される。
- 日本
- カレーの隠し味としてチャツネのペーストを加える。
- カレーの付け合わせの定番として福神漬けがあるが、これはチャツネの代用だったらしい。
|