- 小平市の下水道事業が1970年(昭和45)に開始され、1991年(平成3)に完了したのを機に下水道の啓蒙を行うために建設された
- 展示内容の一部
- 地下水災害:
- 1991年(平成3)に小平市内に年間降雨量の2倍以上の雨が降り、地下水位の上昇によりJR武蔵野線の新小平駅が水没し2カ月間も不通になった
- 江戸の下水:
- 江戸時代初期(17世紀)から下水道がつくられていた
- 下水は下水道から川に流れ込み、川を流れていくうちにきれいになったという
- 清潔な江戸:
- 明治初期に来日したアメリカの生物学者は、その著書で、「アメリカは下水を海に垂れ流し、その臭気はひどいものだが、日本では、これを大切に保存し土壌を富ますのに役立てている・・・道の両側では打ち水が行われる」と記した
- 水のカスケード使用:
- 江戸時代、最初の水溜め場では食器を洗い、その水を次の水溜め場で野菜を洗い、その水を次の水溜め場で農具などを洗うというように段階的に使ったという
- イギリスでの下水道の建設:
- 下水によるテムズ川の汚濁の臭気により議会が中断するほどだったという
- 1875(明治8)年に総延長132kmの下水道が完成しテムズ川に放流された(遠くに流したということか)
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