長野県松川町の記事
■総合
未記入は
2011.01.13
  • 「はやぶさ」の旅支えた/加速度計製造
  • 手のひらに収まる、銀色の小さな装置。
    • 昨年、日本中を沸かせた探査機「はやぶさ」を小惑星に導いたパーツのひとつ、「サーボ加速度計」。
    • 伊那谷の工場で生まれ、宇宙へ60億キロの旅をした。
  • 製造した松川町の「信州航空電子」。
    • 加速度計は振り子の原理を利用し、加わる力の向きと大きさを検知して速度や距離の変化を測る。
    • 「作れるのは世界で2社だけ」という性能の高さ。
  • 同社の製品は地上の重力加速度(物が落ちるときの加速度)の100万分の1まで捉える。
    • 高温から零下まで、過酷な環境でも正確に動く。
    • はやぶさでは小惑星イトカワに近付く際の微妙な軌道修正や、着陸時に威力を発揮した。
  • はやぶさが旅を終えるまで、社員は自分たちの工場の加速度計が搭載されたことを知らなかった。
    • 製品は親会社(日本航空電子工業(東京都渋谷区))を通して供給するため、現場の人が使い道を知らないケースは、よくあるそう。
    • 公式HP→信州航空電子株式会社
ごぼとん丼
2011.02.19
  • じっくり脂抜き 甘辛ヘルシー
  • 甘辛く煮た地元産のゴボウと豚肉を載せた丼。
    • 町内の日本料理店など「ごぼとん丼会」を組織する五店で食べられる。
  • 「ただ待っているだけではお客さんは増えない。飲食店で何か仕掛けができないか」−。
    • 飲食店の有志でつくる研究会が発足したのが2004(平成16)年。
    • 新しい名物にふさわしい地元の食材を探ると、こだわりの豚肉を生産している畜産農家が二軒、町内にあることが分かった。
    • この豚肉を使ってどんな味を創り出せるか−。さまざまなアイデアを持ち寄った結果、隣の中川村で採れるゴボウとの組み合わせが決まった。豚肉とゴボウの組み合わせは、地元のお店が「肉丼」として提供し、親しまれた味でもあった。
  • 各店では、のぼりやブタのモニュメントが出迎えてくれる。
    • 町周辺の直売所や道の駅では、ご飯に載せるだけで食べられるレトルトパックも販売している。
中日新聞