- EF63型電気機関車(左)
- アプト式鉄道に替わるものとして開発されたもので、1962(昭和37)年〜1976(昭和51)年にわたって製造された。
- 電磁石をレールに吸着させるブレーキ、暴走を防ぐための加速度検知装置、長時間停車時にブレーキの空気圧が緩まないためのロックシリンダ装置、停電時でも保安装置を作動させるための大容量蓄電池など数々の工夫が施されている。
- 複数の機関車を接続して列車を引っ張る重連で使用されたが、違う型式の機関車が接続されても、このEF63型からすべて制御する協調運転ができた。
- 1997(平成9)、長野新幹線が開業し、路線が廃止されるまで使われた。