長野県安曇野市の記事
安曇野スタイル 公式HP→安曇野スタイル
 2019/11/2
  • 工房巡って魅力発見
  • 150組出展 15周年企画も
   
 2019/10/25
  • 安曇野スタイル 15周年
  • 11月1日から 工房巡り、体験も
   
 2017/3/21
  • 今年も11月2〜5日に
     
2008.01.31
  • 魅力探訪「安曇野スタイル」
  • 口コミで知名度向上
  • 7割が女性
  • 「安曇野スタイル2007」の来場者アンケートの集計はまとまった。
    • 来場者の7割を女性が占め、県外からの行楽客は3割だった。
      • 「イベントを何で知ったか」との質問では、3人に1人が「知人の紹介」と答え、「安曇野の魅力を全国に発信したい」と願って始まった3年目の取り組みが、口コミで県内外に広がっている様子がうかがえた。
    • 日帰り客が79%で、「会場が多くて回り切れない」「期間が短すぎる」との声も聞かれたことから、「安曇野をゆっくり散策してもらい、宿泊に結びつける取り組みも必要」と安曇野スタイルネットワーク代表の岡本さん。
市民タイムス
2007.11.01
  • あえて夏野菜 自信作提供
  • 農業も「ものづくり」
  • 創造発信 安曇野スタイル3年(下)
  • 秋深まる安曇野市の山すそで、季節はずれのトウモロコシが収穫期を迎えた。
    • ハウスの中で汗を流すのは、茨城県出身で4年前、信州にIターン就農した江沢さん(34)。
    • この時期にあえてトウモロコシ栽培に励むのは、「安曇野スタイル2007」で直売するため。
  • 大学で林学を学び、東京の造園会社に就職した。
    • 景気変動で首都圏での工事が減り、出張や単身赴任を余儀なくされた。
      • 疲労が重なり体調を崩し、食べ物を戻してしまう日が続いた。
    • そんな時、遠い親戚から送られた有機栽培の米を口に入れた。
      • 「うまかった。おれもこんな米を作りたい」と思った。
  • あてもなく、全国都道府県会館に立ち寄った。
    • 偶然居合わせた当時の田中康夫知事に胸の内を伝えた。
      • 知事は県の新規就農里親制度を紹介し「ぜひ信州に」と誘った。
    • 基礎研修を積んだ後、熟練農業者の下で働き、昨年、晴れて独立した。
  • 山ろく線沿いで直売所も営む。
    • 昨年、常連客だった安曇野スタイルネットワーク代表の岡本さんから思わぬ依頼があった。
      • 「安曇野スタイルは工芸作家だけの集いではない。安曇野の食や景観をつくる農家の方も、ものづくりの一員として参加してほしい」
  • 「冬野菜ならどこでも並ぶ。だったら自慢のトウモロコシで勝負しよう」。
    • 2カ月遅らせて栽培したトウモロコシは、初日に用意した50本が30分で売り切れた、
    • 妻は今年、「安曇野スタイル2007」の運営委員にも加わった。
      • 「同世代の違う業種の人との交流が新鮮だ」と喜ぶ。
2007.10.31
  • 切磋琢磨 わき立つ意欲
  • 若手作家に光
  • 創造発信 安曇野スタイル3年(中)
  • 真っ黒な海岸を見た。
    • それは太陽の光を受けて輝く砂鉄の砂浜だった。
    • 2003(平成15)年、ニュージーランドでの長い独り旅の道中、オークランド西のムルワイビーチで出合った神秘の光景が、石田さん(31)に創作へのインスピレーションを与えた。
    • 「光を受けて輝く砂の美しさ、自然がつくり出すきれいなものをたくさんの人に伝えたい」。
  • 生まれも育ちも明科(旧明科町)で、社会人を経てオーストラリアに語学留学した。
    • 帰国後、市内のホテルに勤務したが、「自分自身の新たな扉を開きたい」と、再びニュージーランドに旅立った。
    • 「自然の優しさとはかなさを表現したい」。
    • 砂鉄で絵を描く「サンドアート」という独自の芸術境地を開き、帰国後は安曇野、松本、軽井沢で個展を重ねた。
    • 豊科近代美術館で開かれていた「2007春の安曇野スタイル」にぶらりと立ち寄った。
    • 地元作家たちの作品に触れ、「仲間に入れて」と願い出た。
    • 「安曇野スタイル2007」には運営委員として企画から携わる。
  • 国内外で工房やギャラリーを巡ってきたが、作家と客との間に立つ1枚の壁が常に葛藤としてつきまとっていた。
    • 「安曇野スタイル」に携わることで、「作家対作家として話せるようになったことが率直にうれしかった」。
    • さまざまなジャンルの作家たちと心を通わす中で、「自分自身の感性や技術が磨かれていくような時を過ごせている」と喜ぶ。
2007.10.30
  • 地域の魅力 問い直す
  • 広がる人の輪
  • 創造発信 安曇野スタイル3年目(上)
  • 「安曇野の魅力を全国に発信したい」と、女性6人の呼び掛けで始まったイベントは3年目を迎え、参加は飲食店、宿泊施設、農家も含めて133軒に広がった。
    • 「芸術文化の宝となる人がたくさん暮らし、おいしい水、澄んだ空気、新鮮な農産物もある。安曇野を全国の人たちに知ってほしい」と、安曇野スタイルネットワーク代表の岡本さん(37)。
  • 大阪府出身の岡本さんは1993(平成5)年、夫がペンションを営む安曇野に移り住んだ。
    • 「当時はまだ観光に活気があって仕事と子育てに精いっぱいの毎日だった」と振り返る。
    • 子育てが一段落したころ、「ふと気付くと客がめっきり減っていた」。
    • 安曇野が上高地(松本市)や黒部ダム(富山県立山町)への一通過点という現状に憂いた岡本さんは、「安曇野だからまた来たいと思われる情報発信ができないか」と思案するようになった。
  • 近くに住む木工家具作家の野中さん(50)に打ち明けた。
    • 東京都出身の野中さんは学生時代に北アルプスの燕山荘でアルバイトした経験があり、「安曇野はあこがれの地だった」。
    • ただ、暮らしてみると「地元の人が安曇野のすばらしさに気付いていない」と疑問も抱き始めた。
  • 2人は意気投合し、県外から移住した女性6人で2004(平成16)年、安曇野スタイルネットワークを結成した。
    • 安曇野中の工房やギャラリーを訪ねて回り、夏には第一弾「アート&クラフトマップ」を完成した。
  • 「普段は個々に創作に打ち込む作家さんたちの間に連帯感が生まれた。人と人のつながりこそが安曇野の元気になる」と、岡本さんは手応えをつかんだ。
2007.10.10
  • ガイドブックが完成
  • 芸術の秋・安曇野スタイル
  • 安曇野の魅力を全国に発信しようと、工房やギャラリーなどを一斉公開する「安曇野スタイル2007」のガイドブックが完成した。
    • 3年目を迎える今年は、11月1日から4日まで行われる。
    • 美術館、飲食店、宿泊施設、農家なども含めて計133軒が参加。
    • 表紙には「アート・自然・暮らしにふれる 秋の安曇野ゆったり散策」とのテーマを掲げた。