東京都・埼玉県
野火止用水 のびどめようすい
のびとめようすい
  • 江戸時代、生活用水の確保に苦しんでいた現在の新座市(埼玉県)の野火止に水を引くために、1655(明暦元)年(江戸時代前期)玉川上水から分水して掘られた用水路。
  • 用水の汚染と再生
    • 1949年(昭和24)頃から、生活様式の変化により用水に排水が入り込むようになる。
    • 1963年(昭和38)頃から、周辺の宅地化が進み、用水への排水が盛んになった。
    • 1964年(昭和39)、関東地方の干ばつによって東京が水不足になり、玉川上水からの分水が一時中止される。
    • 1973年(昭和48)、東京都の水事情の悪化により、分水が完全に中止される。それにともなって用水は蓋をされて暗渠化される。
    • 1984年(昭和59)、東京都や埼玉県の清流復活事業により、下水の高度処理水を流すことにより復活した。
  • 現在の流路
    • 東京都小平市−東村山市−東久留米市−埼玉県新座市
    • 約15km

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