- 浴衣の語源は、入浴の際に身にまとった「湯帷子(ゆかたびら)」が転訛したもので、「浴衣」は、その当て字。
- 歴史
- 奈良時代の頃に中国から伝えられたといわれる風呂は蒸し風呂で、入浴の際に、麻の一重の着物である帷子をまとった。
- 時代とともに入浴の習慣が庶民の間にも広まっていき、江戸中期の頃には、今のような浴槽付きのスタイルになり、銭湯も生まれた。
- 吸湿性に優れた木綿のものへと変わっていった。
- 湯帷子は湯上り着、くつろぎ着として一般的になる。
- 近年は、簡単に着られる着物として、浴衣が若者の間で人気をよび、色も伝統的な藍色にこだわらない、カラフルなものが登場している。
|