- 日本では、結婚式の形態の違いに関わらず、結婚前に結納をとりかわす儀式が一般に行われている。
- 地方によってスタイルに違いはあるが、新郎が媒酌人とともに新婦側の家に出向き、願いを込めた7品と、結納金、結納品と結納金を記した目録の計9品を贈るのが一般的。
- 願いを込めた7品
- 長熨斗(ながのし):アワビをのばしたもので、長生きと不死を願う。
- 末広(すえひろ):純白の扇子で、末広がりの縁起の良さを願う。
- 友志良賀(ともしらが):麻糸で、ともに白髪のはえるまで添い遂げることを誓う。
- 松魚節(かつおぶし):不時に備えた保存食。
- 寿留女(するめ)
- 家内喜多留(やなぎだる):酒樽。
- 子生婦(こんぶ):子孫繁栄を願う。
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