闇市 |
やみいち |
- 第二次世界大戦後(1945年(昭和20)終戦)、政府の経済統制をかいくぐって形成された民衆の市場。
|
- ヤミ市とも書く。
- 戦争中に統制を違反して行われた売買をヤミ取引と言ったことから呼ばれた。
- 米は戦争中から政府が管理していて自由に販売できなかった。
- 旧日本軍や占領軍の物資が流れてきた。
- 闇市はしだいにバラック建ての商店になり、戦後の盛り場の基礎になった。
|
- 闇市に関わる有名なできごととして、「山口良忠判事の餓死」がある。
- 当時、闇市で食料を調達しないと実際生きていけない状態であり、政府も事実上黙認していた部分もある。
- しかし、人を裁く身である裁判官として、悪法であると思っても、法は法、山口判事は断固、闇市での食料調達を拒否した。そして1947年(昭和22)に33歳で栄養失調により亡くなった。
- 山口判事に関してウェブ上で最も詳しく触れているのは北海道弁護士会連合会の寄稿ページと思われる。(2006時点)
|
関連HP |
北海道弁護士会連合会 |
■闇市から発展したハモニカ横丁がある吉祥寺(東京都武蔵野市) 動画
2007/3/18 |
■闇市から発展した新宿ゴールデン街のある歌舞伎町(東京都新宿区)
2006/12/1 |
2011.06.10 |
|