- 菌に汚染された水や食べ物から感染する。
- 高い熱が出て、頭痛、咳(せき)、嘔吐(おうと)、下痢がおこる。
- 通常、症状は数週間後に自然に消えるが、治療しないでいると、20%の人に肺炎や小腸の出血が起こり、ときには死にいたる。
- 抗生物質ができてから、死亡率が著しく減った。
- 日本では、腸チフスの発生は、昭和20年代前半(1945-)までは数万人に及んでいたが、少しずつ減少し、現在では年間100人前後の発生をみる程度。
- 衛生状態のよくない地域へ旅行するなど、腸チフスにかかる恐れのある場合は、予防接種をすることが必要。
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