ツイッター Twitter
  • パソコンや携帯電話からインターネットを通じて１４０字以内で書き込める無料の簡易投稿サイト。
  • 2006年7月にアメリカ・Obvious社(現Twitter社)がサービスを開始した。
  • 2009(平成21)年後半あたりから、テレビ番組に頻出するようになり、タレントも口にするようになった。
    • それまで頻出していたブログに、いきなり取って代わったような様相。
      • 例えば朝の情報番組などで、芸能情報など、以前は「ブログによると」というのをよく耳にしたが、ブログはあまり登場しなくなり、代わってツイッターがよく登場するようになった。
      • この時ツイッターを「インターネット上の簡易ブログ」などと紹介されるときがある。
        • ブログの時は、何年にもわたって「インターネット上の日記であるブログ」などと頭に付けられていたが、ツイッターが一般化してからは、知らない人に説明を加えてもあまり意味がないということなのか、ツィッターは説明を加えない場合が多いという印象を持った。
  • 2010(平成22)年度、ツイッターで使われた「〜なう」が流行語大賞トップテン受賞。
    • 「なう」については後述。
    • 翌、2011(平成23)年には、この使い方は古くさくなったらしい。
  • 英単語としての元々の意味は(鳥の)さえずり。
    • 動詞としては、「さえずる」以外に、(人、特に女が)ペチャペチャしゃべる。
  • よく耳にする用語
    • ツイート(Tweet)
      • ユーザーからの投稿。
    • タイムライン(Timeline)
      • 投稿を、最新を一番上にして時系列に並べて表示される画面。
    • フォロー(Follow)
      • 他のユーザーの投稿を自分のタイムラインで表示できるように、ユーザーを登録すること。
      • 相手にはフォローされたことが通知される。
    • フォローワー(Follower)
      • 自分をフォローしている他のユーザー。
  • なう
    • 今何をしている、今どこにいる、今なにがあった、という意味で、言葉の最後に付ける。
      • 使用例
        • 今、ラーメンを食べている･･･ラーメンなう
        • 今、新宿にいる･･･新宿なう
        • 政権交代が起こった･･政権交代なう
    • 1970(昭和45)年〜1980(昭和55)年にかけて、「新しい」「今風の」という意味で「ナウ」「ナウい」という言葉が流行したが、それとは意味が違うのであるが、それと勘違いして、テレビの情報番組で、出演者が「ナウ」がまた繰り返して流行っていると発言した場面が見られた。
      • このとき、別の出演者が「意味が違いますよ」と訂正した。
  • ツイッターに関わる騒動 (2011.07時点)
    • 2010(平成22)年12月、タレントの大桃美代子(45)が、ツイッター上で、離婚した夫とタレントの麻木久仁子(48)が不倫していたことをつぶやいた。
      • これにより麻木久仁子は数カ月にわたり、テレビ出演を自粛することになり、その後も出演数が激減することとなった。
      • 大桃はこれほどの騒ぎになることは意識していなかった。
      • 元夫の山路(やまじ)氏は、ジャーナリストでミャンマーに潜入して拘束されるなど、メディアにもたびたび登場していた。
        • 大桃が不倫に気づいたのは、山路氏がミャンマーで解放されたときの報道で、名字が変わっていたからだった。
        • この時、山路氏と麻木は結婚しており、騒動発生前に離婚していたことがわかる。
      • この騒動で逆に山路氏はもてる男として、大桃はツイッターで騒動を起こしたことをネタとして(直接は触れず遠回しで)、バラエティ番組に出演者として登場することもあり、麻木だけがマイナスとなった観があった。
    • 2011(平成23)年7月18日、ＦＩＦＡワールドカップ女子大会なでしこジャパン優勝関連
      • 政権政党・民主党の蓮舫・元行政刷新担当大臣が「優勝すごい」とツイッターでつぶやくと、(事業仕分けで)「スポーツ振興費を削った」「(１番をめざすスーパーコンピューターについて)２番じゃだめなんですか」と言った人が言うな、という趣旨でコメントが殺到、炎上状態となった。
      • なでしこジャパンについて世間やメディアの熱狂的歓喜の中、２０歳の選手の知人が開いた飲み会に出席したこの選手の言動を、同じく参加した男子大学生が事細かに写真や文章で実況中継して騒動となる。
        • 選手は20日、東京都の石原慎太郎知事を表敬訪問した後とみられ、公式スーツ姿だった。
        • チームは連日、各局情報番組に出ずっぱり状態で、その中で、すばらしい監督、仲のよいチームといわれていたが、それに反して、飲み会の席で選手は監督やチームの批判ともとれる発言、金メダルはいらないからあげる、という発言をツイート。
        • また、携帯に入っていた他の選手の上半身裸の写真(フォトアルバムを見ていたとき、たまたま入っていたらしい)も見せていた、とツイート。
        • このことによりネット上で批判が上がり、大学生は大学から事情聴取を受け、また、これが原因かは不明だが、選手は予定されていた授賞式やテレビ番組の出演を辞退した。
        • この騒動については、ラジオでは触れた番組もあったが、テレビでは、連日、”なでしこ”すごい、という扱いで放送しているせいか、いつもならこの手の話題に飛びつく情報番組でも、見た限りでは触れる番組はなかった。
          • ２２日夕方のニュース番組で、選手による不用意発言の謝罪会見放送された。
            • このとき、選手はツイッターの内容は虚偽であると釈明した。
            • また、監督も指導不足の謝罪会見を行った。
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2011.07.22/2010.09.19

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