月遅れ
つきおくれ
日本において、主に地方で、年中行事をひと月遅らせて行うこと。
江戸時代
まで、日本では月の満ち欠けを基準にした
太陰暦
(旧暦)が使われていた。
明治になって、地球が太陽を1周することを基準にしたグレゴリオ暦(新暦)が導入された。
昔から行われていた年中行事の旧暦による日付を、そのまま新暦に当てはめた。
東京ではそのまま行われている。
そのため、季節と行事が合わなくなるため、多くの地方では1カ月ずらして行われるようになった。
多くの地方で、3月3日のひな祭りは4月3日、7月7日の七夕は8月7日、7月15日のお盆は8月15日に行われている。
節分、端午の節句などはずらしていないようだ。
2010.6.30
My Dictionary
閉じる