笏
しゃく
6世紀
(古墳時代後期)
に中国から伝わった、
束帯
を着るとき右手に持つ、長さ一尺二寸(約36cm)の細長い板。
紙を裏に張って儀式の次第などを記し、備忘に役立てたが、のちに儀礼的なものになった。
今日では、神主などが使用する。
元々は「こつ」と読んだが、「骨」に通じるのを嫌って、その長さを表す「尺」の音を借りて「しゃく」とした。
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一位
2010.06.22
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