証券取引所 |
しょうけんとりひきじょ
Stock Exchanges:Securities Exchange |
- 株式や債券などの有価証券を集中的に売買する目的で開設された市場。
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- かつては、証券取引所というと、特定の場所に市場が開設され、そこに顧客の注文をもった証券会社が集まってくるというイメージであったが、コンピューター・ネットワークの進展により、電子的に市場を形成することが可能になったので、証券取引所のイメージも大きく変った。
- 日本の場合、証券取引法上は、内閣総理大臣の免許を受けた法人が有価証券市場を開設する。
- 既存の証券取引所(東京、大阪、名古屋、札幌、福岡)と、2004(平成16)年に証券取引所の免許を取得したジャスダック、計6つの証券取引所が存在する。
- 東京証券取引所
- 大阪証券取引所(Osaka Securities Exchange Co., Ltd.)
- 「大証」(だいしょう)と略される。
- 大阪に諸藩の蔵屋敷があった江戸時代の米穀取引所が起源。
- ヘラクレスという新興企業向けの株式市場を持っている。
- ジャスダック(JASDAQ:Japan Securities Dealers Association Quotation System)
- 新興企業向けの株式市場。
- 大阪証券取引所が運営している。
- 世界三大証券取引所
- ニューヨーク、ロンドン、東京。
- 近年は香港が東京に取って代わりつつある勢いを持っている。
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- 世界の主要な証券取引所
- ニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange(NYSE))
- アメリカで最も歴史が古く、かつ世界で最大の証券取引所。
- 2007(平成19)年、ヨーロッパのユーロネクストと合併してNYSEユーロネクストが誕生。
- ナスダック(NASDAQ(National Association of Securities Dealers Automated Quotation))
- 電子ネットワークを通じて取り引きされるアメリカの株式店頭市場。
- 世界で最初の電子証券取引所。
- ロンドン証券取引所(London Stock Exchange)
- イギリス・ロンドンの金融中心地シティにあるヨーロッパ最大の証券取引所。
- 本国をのぞいて60を超える国々から480以上の企業が上場し、世界で最も国際的な証券取引所となっている。
- ユーロネクスト
- 2000(平成12)年にパリ証券取引所、アムステルダム証券取引所、ブリュッセル証券取引所が合併して設立。
- 2007(平成19)年、ニューヨーク証券取引所をかかえるNYSEグループと経営統合して新会社NYSEユーロネクストを発足させ、アメリカとヨーロッパ両方にまたがる巨大証券市場が誕生。
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関連 |
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関連HP |
大阪証券取引所(大阪府大阪市中央区) |
名古屋証券取引所(愛知県名古屋市中区) |
NYSE(ニューヨーク証券取引所) |
NASDAQ |
London Stock Exchange |
■東京証券取引所(東京都中央区)
2010/11/25 |
2011.05.15 |
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