征夷大将軍
せいいたいしょうぐん
本来は古代に蝦夷(
えぞ
・現、北海道)征討のため
朝廷
が派遣した征討軍の総指揮官、中世
(鎌倉・室町時代)
以降は武家政権の首長の別称となり、
幕府
の首長と同義と考えられるようになったもの。
略して「
将軍
」という。
征夷大将軍の称は794年(延暦13)
(
平安時代
)
の
大伴弟麻呂
(おおともの おとまろ)
に始めて使われる。
征夷大将軍が武家政権(鎌倉幕府)の首長の象徴として確立するのは3代将軍
源実朝
から。
その後、700年に渡る武家政治の象徴となる。
1867年(慶応3)
(幕末)
の王政復古で幕府が解体して廃絶する(
王政復古の大号令
)。
2010.07.13
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