山水画
さんすいが
山岳と河川などの自然風景である山水を主題とした東洋画のジャンル。
単なる風景画とは異なり、自然の模倣に終わらず、作品に作者の精神が投影されていることも要求された。
中国、
漢代
(前202〜後220)
には山岳をモティーフとした装飾がみられ、
六朝時代
(3〜6世紀)の
顧ト之
(こがいし)(345-405頃)(日本-古墳時代前中期)
は山水そのものを絵の対象としたと伝えられる。
しかし、山川の自然風景を主題とする山水画を本格的に成立させたのは、
唐代
(618〜907)
の画家だった。
日本の山水表現は中国の影響を受けながら発展した。
参考:エンカルタ2007
2010.02.21
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