散村
(散居村)
さんそん
dispersed settlement
(さんきょそん)
広い地域に家が散らばって存在している形式の村。
散居村とも言う。
これに対するのは集村。
家の散らばり方が規則的なものと不規則なものとに分類される。
一般的には散村の語が使われるが、富山県では散居村が多く使われるという。
規則的なもの
新しい開拓地にみられる。
例
アメリカの中央平原の
タウンシップ制
による孤立農場
イギリスの多くの地
北海道の明治時代初めの
屯田兵
村
不規則なもの
農地の均等分割、フェーン現象による火災の延焼を避ける、洪水被害の復旧のしやすさなどの理由が考えられる
例
富山県礪波
(となみ)
平野
静岡県大井川下流
香川県讃岐
(さぬき)
平野
島根県出雲
(いずも)
平野
岩手県花巻市
参考:広辞苑/ニッポニカ/Wikipedia
関連
富山県
砺波市
2019.05.03
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