歳時記
さいじき
俳句
の
季語
を集め、季別に時候、人事、宗教行事、動植物などに分類整理し、解説および例句を付した書。
句作の参考にするためのものだが、元来は
年中行事
や
故事
をしるした書物のことだった。
より小型で簡略なものを
季寄
(きよせ)
という。
1648(慶安元)年
(江戸時代前期)
刊の北村季吟の「山之井」は初めての独立した歳時記で、簡略ながら解説と例句を備えている。
明治以降、
太陽暦
の導入や外国文化の流入もあり、歳時記は大きな変化を遂げた。
現在では数多くの歳時記が刊行されているが、その内容は百科事典のような大部のものから実用的な小型のものまで様々。
参考:エンカルタ2007
関連HP
季節の歳時記
[暮らしの歳時記] All About
季語と歳時記
2011.12.25
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