植物・食品 |
瓜 |
うり
Gourd |
- 広義にはウリ科の栽培植物や、その果実の総称であるが、一般にはマクワウリ、シロウリなどのキュウリ属の一部の果実を指す。
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- 広い意味で用いるときは、キュウリやスイカ、カボチャ、ユウガオ、トウガン、メロン、ヘチマなどが含まれる。
- マクワウリ、シロウリ、メロンはみな同じ種 Cucumis melo から育種された園芸品種とされている。
- ウリの仲間は、1万年以上(日本-縄文時代前期)の昔から利用されてきた。
- 日本でも縄文時代の遺跡からヒョウタンの果皮や種子が出てきたり、弥生時代の遺跡からマクワウリの種子がみつかったりしている。
- 「瓜二つ」「瓜の蔓(つる)に茄子(なすび)はならぬ」「瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず」などの成語にも顔を出し、人との関わりの深さがうかがわれる。
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- 成語
- 瓜二つ
- 容姿がよく似ていること。
- 縦に二つに割った瓜が同じように見えることから。
- 瓜の蔓に茄子はならぬ
- 平凡な親から非凡な子は生まれない/ある事柄からは、それ相当の結果しか生じない。
- 瓜田に履を納れず
- 疑いをかけられるような行為は慎むべきである。
- 瓜畑で、脱げた靴を履きなおそうとかがむと、瓜を盗んでいるのではないかと疑われることから。
- 早口言葉
- 瓜売りが、瓜売りに来て、瓜売りて、瓜売り残し、売り売り帰る、瓜売りの声
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2010.07.16 |