- 枝に棘があり、花が少ししかつかない。
- スグリ属は北半球の温帯地域に約150種が分布する。
- スグリ属のフサスグリは、カラントとよばれる系統で葉柄の基部に棘がないことからグーズベリーの系統とことなる。
- 酸味のある液果はジャム、ゼリー、パイなどを作るのに使われる。
- ヨーロッパ産のセイヨウスグリ(和名マルスグリ)の液果のほうが、大きくて質がよいが、夏の高温乾燥やウドンコ病に弱い。
- アメリカの種はセイヨウスグリとかけあわせて、ウドンコ病に強く、保護すれば高温にも耐えられる雑種を作るのに使われる。
- しかしストロープマツサビ病菌の中間宿主(しゅくしゅ)でもあるので、スグリの栽培を禁止している州も多い。
- マツ林を守るためにスグリを伐採することもある。
- 日本に自生するスグリ属には、エゾスグリ、トガスグリ、ザリコミ、コマガタケスグリ、ヤブサンザシなどがある。
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