植物
科木
しなのき
Japanese Linden
山地に生えるシナノキ科の落葉高木。
北海道から九州に分布する。
高さ約15メートル。
樹皮は白く浅く割れる。
枝の先端が折れ曲がるのが特徴。
ハート形の葉。
秋に黄葉する。
花が6〜7月に咲き、香りがよい。
花からは質のよいハチミツがとれる。
若い木の内皮をはぐと丈夫で良質な繊維がとれ、これから縄や畳糸のほか、織って科布
(しなぬの)
をつくる。
材木としてタンスの内側に使われたり合板として使われる。
街路樹や庭園樹としても使われる。
長野県の古名、
信濃
(しなの)
の由来となった。
■
上高地
(長野県松本市)
2010/5/21
■「
かおり風景100選
」の
大名町通り
のシナノキの街路樹
(長野県松本市)
2005/6/5
2010.06.22
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