- 明治期に北海道で野菜として栽培したものが野生化したといわれる。
- 高さ10〜30cmになる。
- 花茎の先につく頭状花は黄色で、直径4〜5cmほど。
- 2001(平成13)年の環境省の調査では、純粋なセイヨウタンポポは約15%しかなく、残りはすべて日本産のタンポポとの雑種であったことがわかった。
- この雑種はほぼ全国に分布し、とくに関東・東海地方では雑種の占める割合がきわめて高いことがわかった。
- 関東地方では約98%が雑種で、外見上、セイヨウタンポポとみられるもののほとんどは雑種と考えられる。
- 雑種の広範な分布をみると、セイヨウタンポポは、雑種という形で日本産の遺伝子を利用して、日本の環境への適応力を高め、分布を広げているという見方ができるという。
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