- 高さは1.5〜2.5m。
- 風による他家受粉が必要な点が小麦などと異なる。
- 数種の変種が開発されており、いずれもほかの穀物より寒さに強い。
- 栽培が始まったのは、2000〜3000年前(日本-縄文〜弥生時代)くらいとされる。
- ヨーロッパ北部やアジアではひろく栽培されている。
- 明治時代初期にヨーロッパから日本へ伝わった。
- 麦角病菌と呼ばれる菌類に冒(おか)されたライムギは、中世には数種の伝染病の原因となった。
- 利用
- トルコからイラン地方が原産で、原産地では他の穀物と混ぜて、パン用穀物や家畜の飼料としてよく利用される。
- 他の地域では穀類作物としてはそれほど重要ではない。
- 干し草や藁としても利用されるが、藁はほかの穀草のものより強いため、麦わらの組みひもである麦わらさなだに使われる。
- 50%以上のライムギを含むマッシュ(もろみ)は、ライウィスキーの原料になる。
- 黒パンは、ライ麦粉に小麦粉を混ぜてつくられるパン。
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