日光黄菅
ニッコウキスゲ
中部地方以北で黄色い花を咲かせるユリ科の多年草。
中部地方では亜高山帯、山地の湿原、草原に、北の地方では海岸に咲く。
尾瀬ヶ原
(群馬県片品村)
、
霧ヶ峰
(長野県諏訪市)
、日光戦場ヶ原
(栃木県日光市)
などに群生地がある。
花期は6〜8月。
花は朝開いて夕方しぼむ。
■
車山
(長野県茅野市・諏訪市)
2007/8/1
ムサシノキスゲ
東京都府中市の浅間山公園だけに自生するニッコウキスゲの変異種と考えられている花。
花期はニッコウキスゲより2カ月ほど早い4月中旬〜5月下旬。
気候が寒冷化した太古の時代に分布を拡大したニッコウキスゲが、時代が下って温暖化した時に、ここだけ気候に適合して残ったのではないかと考えられている。
ニッコウキスゲの別種とするほどの違いはないようで、植物分類学上はニッコウキスゲと区別されていないという。
■
浅間山公園
(東京都府中市)
2009/5/5
2009.11.25
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