- 温暖な地方で果樹として栽培される。
- 一般には、日本の代表的ミカンであるウンシュウミカン(温州蜜柑)をさす。
- ひろい意味で、ナツミカン(夏蜜柑)、オレンジ、ハッサク(八朔)、グレープフルーツなども含めたミカン属全体をいう場合もある。
- 柑橘類(かんきつるい)というときには、ミカン属のほかにカラタチ属、キンカン属まで含まれる。
- ウンシュウミカンは高さ3〜4mになる常緑低木。
- 5〜6月に枝の先や葉の付け根に直径3〜4cmの白花をつける。
- 果実は普通10〜11月に熟し、直径5〜8cm、重さ100gくらいになる。
- 果実の皮は緑色またはオレンジ色で、やわらかいので指で簡単にむくことができる。
- 中に9〜13個の袋があり、水分の多い果肉を包む。
- 普通、種子はない。
- ウンシュウミカンの栽培には、年平均気温が15〜18°C、冬の最低気温が-3°C以下にならないところが適している。
- 房総半島から鹿児島県のおもに太平洋側の地域で広く栽培されている。
- 様々な枝変わり品種が生まれ、熟期が9〜12月までの長期間に渡るのもある。
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