植物
マングローブ Mangrove
  • 熱帯、亜熱帯の海岸や河口など潮の干満の影響を受ける泥浜に生える、水陸両生の常緑樹の林の総称
  • 九州南部〜種子島、屋久島、奄美大島、沖縄の各島々にみられ、台湾、アジア東南部、ポリネシア、オーストラリア、東アフリカに広く分布する
    • ヒルギ科が代表的な樹木で、水に流されないように幹から気根をたくさん出して体を支えたり、泥の中から呼吸根を地上に出すなどの変わった性質がある
    • 果実が枝についたまま発芽し、芽が十分に伸びてから、泥の上に落ちて生長する胎生種子のものもある
  • 植物は一般的に塩分に弱いが、マングローブは海水の塩分に対処するため、種によっては塩分を大量の水で薄める、塩分を遮断する、塩分を葉に貯めて枯葉として切り離すなどの仕組みを持っている
  • 参考:エンカルタ2007
関連HP
国際マングローブ生態系協会
陸上生物の多様性・・・国立科学博物館地球館(東京都台東区)

2011/4/15
■1500万年前、マングローブが繁茂する日本海・・・日本列島の生い立ち・・・国立科学博物館日本館(東京都台東区)

2011/2/16
■マングローブの再現 高崎市染色植物園(群馬県高崎市)

2010/6/1
2024.05.05/2010.07.11

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