- 北は北海道から南は九州まで分布する。
- 池沼の中に生えるやわらかな水生植物で、俗にスイレン(睡蓮)ともいわれ、日本で唯一のスイレン属の自生種。
- 地下茎は水底の泥の中にあり、長い柄をもつ葉と花茎を出す。
- 葉には光沢があり、卵状楕円形で、葉の基部は深く切れこみ、水面に浮く。
- 花期は7〜9月頃、地下茎から細長い花柄を水面上にのばし、ハスに似た径5cmぐらいの白い花をつける。
- 花は昼間開き、夜には閉じるが、翌日には再び開くということを数日続ける。
- 和名は、未の刻(ひつじのこく)(午後2時)ごろに花が開くことからとされるが、開花の時間は必ずしも決まっているわけではない。
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