植物 |
シンビジウム |
Cymbidium |
- 園芸上、シンビジウムの名で流通しているのは、インドから東アジア、オーストラリアにまで約70種あるラン科シンビジウム属の内、インド北部から中国南部にかけて分布する大型の地生ランを中心に交配された園芸品種群。
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- 日本では最も一般的な洋ランとして鉢花や切り花で利用される。
- 花の色が豊富で、花持ちがとてもよく、1〜2カ月以上も咲き続ける。
- 丈夫で耐寒性があるため、温室がなくても毎年花を咲かせられるので、初心者でも育てやすい洋ランとして人気がある。
- 高さ20cmから150cmまで、品種によって異なる。
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- シンビジウム属が最初にイギリスに紹介されたのは1789年(日本−江戸時代中期)、スリランカ、マレーシア、インド原産のシンビジウム・アロイフォリウム。
- その後、数多くのプラントハンター(植物収集専門の探検家)がアジアに渡り、数多くの原種が発見された。
- これらの原種を使って交配育種が行われるようになったのは、1889(明治22)年以降のこと。
- 現在、日本でも育種が盛んに行われ、毎年数多くの新品種が発表されている。
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2010.06.15 |