マザー・テレサ Mother Teresa of Calcutta
  • カトリック教会の修道女で、修道会「神の愛の宣教者会」の創立者。
    • ノーベル平和賞受賞
    • 日本に2度訪れている。
    • ノーベル賞を受賞するまでは、日本において一般的にはほぼ無名で、日本人写真家が活動記録の写真集を出そうとしたが多くの出版社で断られたという。
  • 1910年(明治43)-1997年(平成9)
  • 旧ユーゴスラビアのアルバニア系の農家に生まる。
  • 18歳のとき、インドで宣教活動をしている修道女会、ロレット会に入会する。
  • 1929年(昭和4) インドに派遣され、ダージリンの修練院で2年間修練する。
  • 1937年(昭和12) 終生誓願をたて、コルカタ(旧称カルカッタ)にあるロレット会経営の高等女学校に赴任し、地理と歴史を教え、後に校長も務める。
    • この間、中産階級の子供の教育に従事していては、目的を果たす不可能と考えた。
  • 1946年(昭和21) ダージリンへいく汽車の中で、「修道院を出て貧しい人々と一緒に生活せよ」という神のお召しの声を聞く。
  • 1948年(昭和23) ローマ教皇から院外生活を許可される。
    • 医療宣教修道女会で看護のための集中訓練をうけ、スラム街の子供たちに字を教えはじめた。
  • 1950年(昭和25) 新しい修道女会「神の愛の宣教者会」がローマ教皇庁から正式に認可される。
    • 修道者の伝統的な3つの誓願「清貧・貞潔・従順」のほか、「貧しい者に仕える」という項目が加えられる。
  • 1952年(昭和27) マザー・テレサはコルカタに「死を待つ貧しい人の家」を開設する。
    • 彼女の活動はインドに留まらず、五大陸に及ぶ。
  • 1979年(昭和54) ノーベル平和賞を受賞する。
    • 受賞の際、インタビューで「世界平和のために私達はどんな事をしたらいいですか」と問われて、「帰って家族を大切にしてあげて下さい」と語ったことが有名。
  • 1996年(平成8) アメリカ名誉市民に選ばれる。
    • 2007年時点で、アメリカ名誉市民はチャーチルなど6人。
  • 1997年(平成9) 死去。
    • インド政府によって国葬が行われた。
      • インドで大統領や首相以外で国葬が行われたのはマザー・テレサだけ。
  • 2003年(平成15) 教皇ヨハネ・パウロ2世によって福者(聖人の前段階)の宣言がされる。
    • これは異例の早さである。
  • 「マザー・テレサ」が主人公の映画
    • 「マザー・テレサ」
      • 2003年(平成15)イタリア・イギリス製作 
      • 2005年(平成17)日本公開
      • 主演:オリビア・ハッセー
■マザー・テレサの位牌がある浅草寺五重塔(東京都台東区)

2006/12/20
2010.7.25

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