紀貫之
きのつらゆき
平安時代中期の歌人・文学者
868〜945
醍醐天皇から「古今和歌集」の選定を命じられ、また自身の歌も「古今和歌集」最多の99首がおさめられている。
これにより、歌人としての名声が決定的になる。
930(延長8)年、60歳をこえた高齢で土佐守として京を下る。
4年間の任期を終え、帰京するまでの55日間の出来事を描いたのが「土佐日記」。
平仮名を使い、女性の視点で書かれたこの作品は、のちの女流文学の発展の基礎を築いた。
2010.2.10
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