オンブズマン Ombudsman
(スウェーデン語)
  • スウェーデン発祥の、行政の違法・不当な活動に対する国民の苦情を調査し、是正措置(そち)を勧告し、問題を簡易・迅速に処理するために任命される国民の代理人に関する制度。
  • 1809年(日本−江戸時代後期)、スウェーデンで憲法上の機関として制度化された。
  • 第2次世界大戦後、デンマーク、ノルウェー、ニュージーランド、イギリス、フランス、オーストリア、スペインなどで採用された。
  • 日本においては1960(昭和35)年代から研究が行われているが、国政レベルではいまだ実施はされていない。
    • 地方レベルでは川崎市(神奈川県)が1990(平成2)年に「市民オンブズマン条例」を制定し、その後、条例化する地方自治体が増加している。
    • 制度としてのオンブズマンではないが、市民のグループが任意に結成した市民オンブズマンも多数存在している。
  • 参考:エンカルタ2007
関連HP
全国市民オンブズマン連絡会議
2011.04.17

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