歴史
年貢
ねんぐ
中世
(鎌倉・室町時代)
から近世
(江戸時代)
に領主が農民から毎年取り立てた税(貢租
(こうそ)
)。
江戸時代
の場合、田地にかけられた年貢は米で納めた。
畑地にかけられた年貢は現物納もあったが、代金納が多かった。
徴収方法としては、その年の豊作・凶作によって増減する
検見法
と、豊凶に関わらず一定額をとる
定免法
があった。
畑地にかけられる年貢は一般に定免で、次第に田地にかけられる年貢も定免法に変わり、近世後期に一般化した。
年貢の体制は、
明治維新
後の
地租改正
まで存続した。
参考:エンカルタ2007
2011.03.30
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