| ハブ空港 | ハブぶくうこう hub airport
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        ハブとは自転車の車輪の軸のことで、車輪から軸まで何本もの金属の棒であるスポークがのびている。
        この車輪のハブのように、国際便のような長距離の飛行機が、ハブにあたる空港に発着し、ここから国内線のような短距離の飛行機が別の空港と結ぶ。
        このような航空路線の中心になる役目の空港をハブ空港と呼ぶ。
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        ハブ空港の存在はその国や地域の経済の発展に大きな役目を果たすため、各国でハブの役目を獲得するため競争が続いている。
        日本の空港でハブの機能を持っているのは現在(2004時点)、羽田空港だけである。
        関西空港は、日本初の24時間営業として開港したが、空港使用料などが高額のために、国際便などが敬遠され、その機能を果たすことができなかった。
        アジアでは、
        
          1998(平成10)年開港のマレーシア・クアラルンプール国際空港、
          同、香港・チェクラプコク国際空港、
          2001(平成13)年開港の韓国・仁川(インチョン)国際空港、
          2005(平成17)年開港予定の伊勢湾の中部国際空港、
          同、タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港(アジア最大、成田の3.5倍)が、
          ハブ空港の地位をめぐって激しい戦いを続けているという。
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        2011(平成23)年、日本のパーツが35%使われていて準国産機といわれているアメリカのボーイング787が就航した。
        
          中型機だが軽量化などにより従来より2割燃費がよくなったため、今まで行けなかった長距離を直接行けるようになった。
          このためハブ空港という形態も変わる可能性があるという。
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      | 2008.05.25 |