- レンズを使わないため、レンズレス撮影法ともいう。
- 画像が記録されたネガはホログラムと呼ばれる。
- ホログラフィーの原理は、1947(昭和22)年にハンガリー生まれのイギリスの物理学者デニス・ガボールが考案した。
- 実際にホログラフィーによる撮影が行われたのは、1962(昭和37)年〜64年にかけてレーザーが開発されてから。
- 1980年代後半(昭和60-)には、マイクロ波やX線のスペクトラムを使ったホログラム、実際の色を映し出すホログラムが開発されるようになった。
- ホログラムは、反射光の明暗の程度だけでなく位相も撮影する点で、これまでの写真とは根本的に異なっている。
- 写真は感光体の表面に当たる光の大小で明暗を区別するが、ホログラムでは反射波に参照ビームを干渉させて位相の違いを識別する。
- ホログラムは、一種の回折格子で、製作時と同じ角度から参照光を当てると、製作時に物体があった位置に像ができる。
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