グループホーム group home
  • 障害者や認知症の高齢者が、スタッフの支援を受けながら少人数で共同生活をする住まい。
  • 閉鎖的、画一的な大規模入所施設の反省に立ち、住み慣れた地域で暮らすために普及が図られている。
  • イギリスで提唱されたのが始まり
  • 問題
    • 防火設備の不備や、夜間にスタッフが1人しかいない、などのため、幾度か火災により大人数が死傷する事故が起きている。
      • 経営母体の小さい事業所が多いため、スプリンクラーの設置などは大きな負担となる。
      • 2006年(平成18)の火災以降、一定の面積以上でスプリンクラーの設置が義務づけられた。
    • スタッフによる虐待事件もあった。
  • 最近の事件・事故
    • 火災
      • 2006/1/8 長崎県大村市 全焼により入所者9人の内、7人死亡。
      • 2009/3/19 群馬県渋川市 (特別養護老人ホーム)全半焼により10人死亡。
      • 2010/3/13 北海道札幌市北区 全焼により入所者9人の内、7人死亡。
    • 虐待
      • 2005/2石川県かほく市 スタッフが入所者をヒーターの熱風に当て、殺害。
      • 2006/3 北海道札幌市手稲区(ていねく) 虐待の報告。
      • 2010/3 三重県松阪市(まつさかし) ネットに虐待の動画。
関連HP
全国認知症グループホーム協会
書籍 『あれは自分ではなかったか―グループホーム虐待致死事件を考える』
 2010.4.30

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