| 土蔵 | どぞう | 
    
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        鎌倉時代初期にはこの建築構造がみられるが、現在みられる土蔵の様式は、江戸時代に完成した。
        建物の木部をすべて土壁で覆うため、とくに防火に優れていた。
        
          以後、日本の蔵はこの土蔵が主流になり、19世紀前半(江戸時代後期)には都市部の町家も土蔵造にすることが多かった。
        土蔵は火災の延焼を防ぐため、入口や窓などの開口部はとくに厳重につくられた。
        
          また、板戸の表裏に厚く土を塗り込めた分厚い扉を入れ、扉の召し合わせ部分を階段状にして、火災のときにも火が内部に入らない工夫がされた。
        大正時代中期以降、土蔵の数は減少の一途をたどっている。
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      | 関連HP | 
    
      | 土蔵.com(2011年時点存在) | 
        
          | ■旧中村家住宅の土蔵(長野県大町市) 
  2019/11/2
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      | ■萩原朔太郎記念館の土蔵(群馬県前橋市) 
  2010/10/6
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      | ■埋橋の土蔵群(長野県松本市) 
  2004/8/11
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      | 2020.06.06/2011.02.10 | 
    
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