- この構想は太平洋戦争の目的として、日本の南進政策のスローガンとなった。
- 実際は、日本の占領地政策は共栄とかけはなれたもので、欧米諸国と同様に資源と労働力の一方的な収奪に終始した。
- 戦争遂行と日本の物資動員計画によって、それまで欧米に依存していた占領地の経済は破壊された。
- 食料品や衣料品、医薬品などの生活必需品が不足し、人々の生活は極度に圧迫された。
- 物資の収奪とともに、占領地では強引な文化統治政策が進められた。
- 日本語が公用語とされ、各地で日本語教育が行われた。
- 戦局の悪化で資源・食料の収奪や文化統治政策はいきづまり、日本の進出とともに独立を期待していた東南アジア各地では抗日組織が結成され、独立の気運が高まっていった。
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