忠臣蔵 ちゅうしんぐら
  • 江戸時代中期の1702(元禄15)年に起きた赤穂浪士の討ち入り事件を題材にした作品群の総称。
  • 特に浄瑠璃歌舞伎作品の「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」のことを指す。
  • 1748(寛延元)年、に大坂(現、大阪)で人形浄瑠璃として初演された。
    • 同年すぐに歌舞伎にもうつされ、以後同じ作者による「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」「義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)」とともに三大名作と呼ばれて、現在に至るまで歌舞伎や人形浄瑠璃で盛んに上演されている。
  • 江戸幕府からのクレームを避けるため、実名をさけ、時代を「太平記」の南北朝期に置き換えてある。
    • 初演以来、代々の名優が工夫を重ねてきただけに、各場とも演出は洗練を極めわめ、見どころに富む。
    • 不入りのときに出せば必ず当たる作品であることから、江戸時代に流行(はや)った特効薬にちなんで「独参湯(どくじんとう)」と呼ばれ、現在も変わらぬ人気をたもっている。
  • 参考:エンカルタ2007
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*2013.03.31

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